こんにちは、メルのびです。
CMでポケトークみたいな翻訳機「夢通訳機」が流れていて、気になったので記事にしてみました。
情報が少ないため、疑問点は販売元である株式会社夢グループにメールを送り質問しました。
カスタマーセンターの方に心より感謝申し上げます。
音声認識・翻訳エンジンは、何を採用しているの?
独自開発製品?
回答は、「独自開発製品ではなくOEM製品」でした。OEM元の製品は、恐らく深センベーボーテクノロジー株式会社(深圳市貝鉑智能科技有限公司)の「T8智能翻译机」です。(T8智能翻译机の日本語版はミニトーク T8)ちなみにミニトークの謳い文句は、「翻訳機を超えた、世界初のAI通訳機」で、ポケトークの謳い文句は、「翻訳機を超えた、夢のAI通訳機」です。
「T8智能翻译机」の現在の価格は、499元です。日本円に換算すると7,500円ぐらいですね。
「ミニトーク T8」の現在の価格は、20,500円です。
「夢通訳機 K1306」の現在の価格は、11,000円です。送料を入れると、12,980円になります。日本国内で1,980円の送料は高すぎるように感じます。
以前、中国から購入した時の送料を参考として載せておきます。
中国国内送料:8元=約121円
基本海外送料+基本送料超過分+為替手数料:1,653円
合計金額:121+1,653=1,774円
OSは?
Android 4.4(7年前)です。
オンライン翻訳とオフライン翻訳の精度の差は?
「精度の差は不明だが、オンライン翻訳は、使えば使うほど精度が向上していく」らしいです。
106言語の内容は何?
T8と同一であるのならば、下記の通りです。(全部ではありません。)
日本語、中国語、英語、韓国語、フランス語、ロシア語、フィンランド語、インターリンガル、ギリシャ語、ドイツ語、チェコ語、ベトナム語、ウクライナ語、トルコ語、フィリピン語、スウェーデン語、スペイン語、ローマ語、ポルトガル語 、ポーランド語、オランダ語、ノルウェー語、クメール語、イタリア語、インドネシア語、ハンガリー語、ヒンディー語、ヘブライ語、アラビア語、タイ語、マレー語、ネパール語、ベンガル語、ブルガリア語、 ラテン語、ウルドゥー語など…
CMや説明動画を見て思ったことは?
初回限定価格とは一体何だ?夢グループの購入が初回なのか、この商品の購入が初回なのか、はっきりしてほしいです。
「言語が勉強できたり言葉がわかるというものを作ってみようということで作った商品」と言っていますが、OEM製品なので「夢グループが作った」と名乗っていいのでしょうか。
「外国語を勉強しようと思ったら3万、5万、10万以上かかっちゃう」と言っていますが、旅行程度のレベルならあまり費用はかからないと思います。言語学習にはDuolingoなどのアプリがおすすめです。基礎の基礎は、これだけで十分習得できると思います。
主要言語のオフライン翻訳は、便利だと思いました。ポケトークは、モバイル通信に対応しているもののオフライン翻訳には対応していません。
夢グループ以外で「夢通訳機」は買える?
「夢通訳機」の兄弟製品なら買えます。
ポケトーク以外でモバイル通信が可能な翻訳機はあるの?
あります。なんと2,979円(送料別)で販売されています。
ポケトークと同様に2年間Wi-Fi環境に頼らずにどこでもインターネットに接続できますし、これは本体にテザリング機能(インターネット共有)も付いているので、逆にPCなどを翻訳機経由でインターネットに接続することも可能です。
追記(2020年6月10日)
この記事を閲覧していただいた方が6月になってから、急増しています。本当に感謝しかありません。
緊急事態宣言は全国で解除されましたが、コロナ第二波の到来に備え、くれぐれもお身体に気をつけてお過ごしください。
追記(2020年7月8日)
続編記事を投稿しました。