中国の人気EC「拼多多(Pinduoduo)」で購入した商品を日本から返品してみました。実際の手順を詳しくレポートします。
返品申請の手順
1. 返品申請を開始する
アプリで該当の注文を探し「申请退款」をタップします。
2. 返品タイプを選択する
「请选择退款类型」の画面で「申请退货退款」を選択します。
事前にショップから返品が不要と言われている場合は「申请退款(无需退货)」を選択してください。
3. 返品理由と金額を入力する
申请原因で自分に合う理由を選択します。
「不想要了(要らなくなった)」は避けたほうがいい選択肢です。自己都合返品扱いになると送料が自己負担になってしまいます。
申请金额は何も変えなくてOKです。
ちなみに200元を超える購入は、WeChat Payの国際カード決済手数料も発生していますが、後日商品の返金と合算されて返金されます。
4. 詳細を説明する
申请说明に詳しい理由を記入します。参考となる写真や動画があれば「上传图片或视频」からアップロードします。証拠があると承認されやすくなります。
返送先住所の確認と発送準備
ショップが申請を確認すると、返送先の住所と名前が表示されます。この情報をメモしておきましょう。
郵便局で国際郵便の手続き
送り状の作成
郵便局の国際郵便マイページサービスで送り状を作成します。PC版であれば、中国語表記のまま送れるので便利です。
発送種別の選択
以下の2つから選択します:
- EMS(物品):最大30kgまで対応。追跡サービスあり、損害賠償制度あり
- 国際eパケットライト:2kg以下の小型軽量物向け。追跡サービスあり
私の場合は2kg以下で損害賠償が不要だったため、国際eパケットライトを選択しました。
郵便局窓口での手続き
- 印刷した送り状と梱包した荷物を窓口に渡す
- 必要書類にサインする
- 運賃を支払う
支払った証明であるレシートと送り状は必ず保管してください。後で送料を請求する際に必要になります。
追跡番号の入力
郵便局での手続きが完了したら、送り状番号を拼多多の返品画面にある「填写快递单号」から入力します。
国際eパケットライトで発送した場合でも、配送業者は「邮政EMS」を選択してください。それ以外の業者を選択するとアプリ上で正しく追跡ができません。
返金処理
返品が確認されると、元の支払い方法(私の場合はWeChat Pay)を通じてカードに返金されます。
送料の請求方法
商品代金は返金されましたが、返品にかかった送料を別途請求する必要があります。
1. カスタマーサポートへの連絡
拼多多官方客服のチャットボットに返送料請求をリクエストします。すると送料を記入するフォームが表示されますが、このフォームは人民元にしか対応していないため入力しても受理されません。
2. 人間のオペレーターにつなぐ
何度か「转人工」と入力します。私の場合、3回目でやっとオペレーターへのボタンが表示されました。
3. 送料の説明
オペレーターにつながったら、以下を伝えます。
- 日本から返品したこと
- 日本円で支払っていること
このタイミングで、郵便局のレシートと送り状を撮った写真を相手に送りました。
4. 送料の受け取り
翌日、中国の番号から私に電話がかかってきました。日本円を人民元に換算して、WeChat Payで送金したことを伝える内容でした。820円が36.55元になりました。
返送料の使い道(ここが重要)
商品の返金とは異なり、返送料はWeChat Payの残高に反映されます。
このお金は中国国内の実店舗またはオンラインショップでしか使うことはできません。
日本円に戻す方法
どうしても日本円にしたい場合は以下の方法があります。
- WeChat上の友人に送金する
- その人から相当分の日本円を受け取る
中国国籍の方であれば日本国内でWeChat Payを使った買い物もできますし、日本国籍であっても中国に旅行に行く予定がある方や、よく淘宝や拼多多で買い物をされる方であれば人民元の利用価値があります。