モトローラの折りたたみスマートフォン「motorola razr 60」の中国版(联想moto razr 60)がついに届きました。こんなに待ち望んでいたスマートフォンはZenFone 7 Pro以来です!
- Galaxyではなくrazrを選んだ理由
- 開封
- 初回起動
- プリインストールアプリ
- Clicks Keyboard
- サイズ感
- メディアコントロール画面
- カメラ
- 折りたたみゆえの懸念点
- 中国版・海外版スマホを購入するデメリット
横折りタイプはマルチタスクがしやすい一方で、ガラケー風の縦折りタイプはコンパクトで見た目もかわいいですよね。
Galaxyではなくrazrを選んだ理由
折りたたみスマートフォンといえばGalaxy ZのFlipとFoldが有名ですが、razrシリーズは全体的に丸みを帯びたデザインで、かわいらしさを兼ね備えているのが魅力です。
前モデルのrazr 50との主な変更点はバッテリー容量とカラバリ。重さそのままで4200mAhから4500mAhに増量されています。
開封
化粧箱のデザインはシックな印象を受けます。



封印を切り、箱を持ち上げると、黒い紙に包まれたスマートフォン本体が現れます。

開封直後なのでスクリーン上に折り目はありません。


付属品は保護カバー、紙類、SIMピン、最大33W対応のACアダプター、USBケーブル。
USBケーブルの片側はType-Cではなく、従来のType-A端子です。


初回起動
初期搭載のAndroidバージョンは15です。


設定UI上では中国語と英語のみ選択可能ですが、adbコマンドを使えば日本語化も行えます。
adb shell settings put system system_locales ja-JPで日本語化
— メルのび・瀧れんたん (@mernobi_zh) 2025年10月5日
中華フォントなし pic.twitter.com/MaBFFFR1Hs
初期設定時にはGoogleアカウントのログインを求められず、このあたりに中国版らしさを感じます*1。データ移行もGoogle標準のツールは使えず、モトローラ独自のMoto Mover(Moto 换机)を利用します。
https://3g.lenovomm.com/redsea/com.motorola.cn.devicemigration
プリインストールアプリ
せっかく中国版を購入したので、日本ではあまり見かけない、中国ならではのプリインストールアプリにも注目してみました。

Google関連のアプリは一切プリインストールされていませんが、アプリストアからGoogle Playストアをインストールし、Google Play開発者サービスを有効にすることで問題なく利用できるようになります。
任意のeSIMを追加することはできませんが、摩天漫游(Moto Roaming)を使うことにより、海外旅行時にSIMカードを交換することなく通信できます。
このサービスはKlookのトラベルeSIMと同じRedtea Mobileが提供しています。回数制限はありますが、インターネット接続がなくてもローミングプランを購入できるのが強みです。
AI 通话では、中国語の音声通話内容を自動で文字起こしし、要約を生成することができます。通常の電話はもちろん、WeChat通話にも対応しています。
レトロrazrモードも搭載しています。

Scared Poet, scaredpoet.com, CC BY-SA 2.5 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.5, via Wikimedia Commons
Clicks Keyboard
これが今回の本命。Clicks Keyboardを装着すれば、見た目はまるでBlackBerry。現時点ではrazrのほかにiPhone、Pixel向けに発売されています。
Clicks Keyboardにはマグネットが内蔵されているため、MagSafe対応のスマホリングやスマホスタンドを使えるのも魅力。ただしrazr 60の仕様上、Click Keyboard接続時はワイヤレス充電ができません。また、有線接続のヘッドホンも利用できなくなります。
中央を境目にしてキートップに左右の傾斜があり、両手で持ったときにフィットする感覚を覚えます。

カメラ
折りたたみスマホは、価格のわりに外カメラの性能が控えめだと言われがち。特に縦折りタイプは、大きなカメラを搭載するとアウトディスプレイの邪魔になるので仕方がありません。
アウトディスプレイを使えば高画質な自撮りを、画面を90度に折ればビデオカメラのように動画を撮ることも可能です。
折りたたみゆえの懸念点
メインディスプレイの保護フィルムは、折りたたみ構造の特性上、時間の経過とともに気泡が入ったり浮いてきたりすることは避けられません。公式サポートに交換を依頼することもできますが、サードパーティ製品も数多く流通しているため、自己責任で交換してもいいですね。
通常のストレート型スマートフォンに比べると、貼り付けの難易度が高いとされています。水貼りをするか、ガイド枠が付属するフィルムを選べば、失敗する可能性は低いでしょう。








