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【人生初海外】ほぼ中国語だけで台湾一人旅(2023年11月)

台湾に行ってきました。

成田空港駅

今回利用した航空会社は、シンガポール航空LCCの「スクート」です。

台北市内にある松山空港ではなく、40kmほど離れた桃園空港着の飛行機なのですが、2017年に台北駅までつながる桃園メトロが開通したおかげでアクセスが便利になりました。

出国&搭乗

空港カウンター


空港カウンターで搭乗券を受け取ります。

出国審査(審査場内は撮影禁止)

顔認証ゲートを通るため、パスポートの顔写真と照合するだけで済みました。

搭乗まで待機

「いよいよか」と胸が高鳴っている時間ですね。

機内の様子

LCCなので、座席前の液晶モニタや無料Wi-Fiなどはもちろんありません。エンタメを楽しみたい方は事前に音楽や動画をスマートフォンに保存しておく必要があります。

台湾1日目

スマートフォンに目を向けると、楽天モバイルから「海外利用時の案内」のメッセージが届いていました。
楽天モバイルは月2GBまで追加料金不要で高速な国際ローミングを利用できます。モバイルWi-Fiをレンタルしたり、プリペイドSIMを購入したりする手間が省けて助かります。

つながったパートナー回線は中華電信の5G回線でした。下り速度は100Mbpsを超えており、十分快適に通信することができました。

入国審査

入国審査は長蛇の列でした。私の番が来るまで、30分ほどかかりました。フリーWi-Fiが飛んでいるため、スマートフォンを片手に暇をつぶしていました。
何も質問されることなく、パスポートを提示し指紋を登録するだけでした(入国カードは事前にオンラインで提出しておきました)。

「遊・台湾で金運も開運も狙っちゃおう!」

抽選で5,000新台湾ドル(約25,000円)が当たる「遊・台湾で金運も開運も狙っちゃおう!」キャンペーンは残念ながら外れてしまいました。


Twitterを見ると当たった報告が多いので、わんちゃんあると思ったんだけどな……(笑)

台北駅降車(現地時間18時)

駅直結型ショッピングモールのQスクエア(京站時尚広場)が見えます。17時日没なので外は暗いですね。

宿泊場所は、台北駅から徒歩15分、寧夏夜市から徒歩3分の場所に位置する柜富賓王旅店台北館です。

寧夏夜市


ホテルから歩いて行ける寧夏夜市に行ってみました。

ジーロー飯(雞肉飯)


台湾に来て初めて食べた料理です。ほぐした鶏むね肉が絶妙にマッチしていて、40新台湾ドル(約200円)とは思えないクオリティです。

ルーロー飯(滷肉飯)


台湾料理で一番好きな滷肉飯を食べてみました。たったの60新台湾ドル(約300円)

面白い日本語を発見


えび卵チャーハン→えび卵チヤーハソ→えび卵ちやーはそ
かわいらしい誤植ですね。

台湾2日目

朝ごはん専門店(早餐店)

台湾の特色の1つである朝ごはん専門店「集可吉早餐店」に行って、朝食を食べました。


肉鬆蛋餅(45新台湾ドル)とアイスコーヒー(15新台湾ドル)で、合計60新台湾ドル(約300円)でした。

肉鬆蛋餅

台湾は皿にポリ袋をかけて提供する店が多いです。

地下アイドル鑑賞


(マイクの設定、マニュアルにしたほうが良かったかも。曲の途中で音量が自動で変わってしまっています)

地下アイドルの対バンライブ(台湾公演 A-POP GROOVE)を見に行きました。

  • ユメオイ少女(日本)
  • soda shower!(台湾)
  • フューチャーサイダー(日本)
  • 少女ガチャポン(台湾)
  • PinkPanda(日本)
  • 初恋Eternal(台湾)

中国語を使って、台湾のファンやアイドルと話すことができました。
soda shower!の未来さんは、台湾に留学で来た日本人なのですが、いくら台湾とはいえ、異国の地でアイドル活動は凄いなと思います。

豚角煮丼(控肉飯)が美味しすぎる

85新台湾ドル(約425円)と、台湾の物価としては少しお高め?
本当に美味しかったです。そぼろ状の滷肉飯よりもボリュームがありますね*1

路上パフォーマンス

西門町を歩いてたらたまたま路上パフォーマンスを目撃しました。


体張ってますねー(笑)

二輪車社会

台湾は二輪車が多いですね。


日本の普通自動車免許でも中国語の翻訳文があれば、台湾で自動車や原付を運転できますが、旅行中の日本人が台湾で運転したら危ない目に遭いそうです。

台湾のすき家

すき家でデミグラスマッシュルーム牛丼(多蜜蘑菇醬牛丼)を食べてみました。

すき家は台湾で食べても日本の味ですね。

レモネードを追加注文しようとしたら、店員に「美味しくないからやめとけ」と言われました。

台湾3日目

国立台湾博物館



台湾で最も歴史がある博物館です。
日本統治時代に日本人によってつくられました。

台湾出兵牡丹社事件)時の西郷従道西郷隆盛の弟)とその幕僚および台湾原住民
高砂族(台湾原住民の総称)の分布図

台湾北部はタイヤル族(アタヤル族)が多かったそうですね。現在も約8万人ほどのタイヤル族の方が暮らしています。

[
台湾南部に暮らしているパイワン族の民族衣装です。


ルカイ族も台湾南部に暮らしている原住民の一つです。山の中に多くいるイメージがあります。

「台湾人」というと、17世紀に中国から渡来した漢民族の子孫という印象が強いですが、開拓以前から生活していた原住民に関する資料をいろいろ見ることができ、良い機会になりました。

国立台湾博物館古生物館

国立台湾博物館の別館です。
日本勧業銀行台北支店(みずほ銀行の前身)の建物をそのまま利用しています。


台北メトロに初乗車

NFCタグになっている切符(悠遊卡と同様にかざして使います)

台北メトロに乗って、士林夜市の最寄り駅である剣潭駅まで行きました。

手のひらサイズのジーパイ

顔サイズのダージーパイも別の店で見ましたが、今回は手のひらサイズをチョイス。

士林夜市

日本人観光客なら必ず一度は訪れる定番の夜市です。


人生初の臭豆腐

酥炸臭豆腐を食べてみましたが、味付け揚げ豆腐として美味しくいただきました。外はサクサク、中はやわらかい食感でした。「臭い豆腐」と書いて臭豆腐ですが、臭くは感じませんでした。

羊肉炒飯はヒツジか?ヤギか?

日本語の「羊肉」はラム(仔羊肉)・マトン(成羊肉)を指しますが、台湾では一般的に山羊(ヤギ)の肉を指します。どちらもメエメエ鳴く動物なので、違いはあまりよく分かりません。

この羊肉炒飯はおそらくヤギ肉の炒飯なのでしょう。日本で食べるラム・マトンよりも野性味を感じました。このクセの強さがたまりません。

台湾4日目

朝にホテルからチェックアウトしたので、この日は全荷物を持ちながら観光しました。

滷排骨麺と味噌汁

味噌汁はかつお節の出汁がよく利いていました。滷排骨麺はほのかなパクチーの香りが良きアクセントになっていて美味しかったです。

廟口夜市

基隆市にある夜市です。


串の量が凄い!


賑わっていますね。

私が最初に食べたのは、イノシシ肉のハンバーガー。豚肉よりもワイルドな味がしたような気がしました。

麺線

お次は、麺線。
汁なし素麺を食べているような感覚でした。

最後に黒糖タピオカラテを飲みました。黒糖は甘くて濃ゆいのに、くどくない感じ。


帰りの電車(台鉄)は閑散としていました。

台北駅で、桃園メトロに乗り換え、桃園空港で一夜を過ごしました。

25時(翌1時)のフードコート※営業時間外

夜市でたくさん食べてきていても、お腹は空くものです。夜中にフードコートは営業していないので、セブンイレブンの親子丼を購入しました。

台湾5日目(帰国)

出国審査を終えてから、空港でシャワーを浴びました。
シャンプーやボディーソープはありますが、タオルは用意されていません。ドライヤーはホテルに設置されていたものとまったく同じ製品でした。

課金した機内食

LCCは追加料金を支払わないと、機内食の提供がありません。また、スクート機内に飲食物を持ち込むことは禁止されています。セブンイレブンの弁当と缶コーヒーを飲食している人も見かけましたが、特に注意は受けていませんでした。

オリエンタルトレジャーライス(1,800円)を食べてみました。


値段はさておき、鶏肉と椎茸の炊き込みご飯なので普通に美味しかったです。
でもこれで1,800円は高い笑。

こんな感じで、台湾3泊5日旅終了です!

*1:台湾南部では控肉飯を滷肉飯と呼び、北部の滷肉飯を肉操飯と呼びます

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