メルのび雑記中

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リバーサルフィルムもいつか使ってみたい


写真フィルムは大きく分けてネガフィルムとリバーサルフィルム(ポジフィルム)の2種類がありますが、私はネガフィルムでしか撮ったことがありません。
いつかリバーサルフィルムでも撮ってみたいと思っています。

リバーサルフィルムの凄いところ

フィルム自体が写真

リバーサルフィルム(フリー素材)

ネガフィルムと異なり、リバーサルフィルムは2回現像(反転リバーサル現像)を行うので、結果的にポジフィルムができあがります。
リバーサルフィルムは別名スライドフィルムと呼ばれ、かつてはスライド映写機(幻灯機)にマウントされたフィルムを差し込み、スライドショーを楽しむ人もいたのだとか。
また、フリー素材の画像のように後ろからライトを照らしルーペで眺める方法もあります。

データ化もそのままスキャンやデジタル一眼でデュープするだけで済みます(私はスキャナもデュープ用の機材も持っていませんが)。

デメリット

ネガフィルムと比べ、ラティチュード(ダイナミックレンジ)が狭い

ネガフィルムと比べると、露出の設定を失敗した場合の救済が難しいといわれています。
内蔵露出計が狂っている可能性もありますし、単体の露出計でも反射光式の場合は誤差が出てしまいます。
ただそこまで正確な露出を求める必要があるかはよく分かりません。デジタルカメラで撮ってから、その情報をもとに設定してもそこそこ写りそう。

現像から返却までに時間がかかる

ネガフィルムはDPE店(カメラのキタムラやビックカメラなど)で即日現像・データ化ができますが、リバーサルフィルムは店内に現像機がないため、外部の現像所(富士フイルムのラボ)に一度送られるとのこと。
だいたい2週間程度で返ってくるらしいです。
また、楽天市場ではラボに送らず現像できる店もあります(国内で唯一らしい)。
【楽天市場】リバーサルフィルム現像:なら写真くらぶ 写真現像屋

高感度フィルムがない

リバーサルフィルムのISO感度は100以下が基本です。
私は400のネガフィルムを使っているので、50や100だと手振れしそうです。
開放F値が小さいレンズ(明るいレンズ)を使って開放で撮るのが良いかもしれませんね。

ネガフィルムとの価格差が狭まってきている

2023年現在、富士フイルムのネガフィルム(36枚撮り)はだいたい1,500円程度で購入できますが、同社のVelviaPROVIAは約2,000円。
数年前はネガフィルムが1,000円を超えることはほぼなかったため、リバーサルフィルムは高いと捉えられていましたが、今ではたった500円の差です。

現像代はネガフィルムよりかかりますし、即日現像ができないなど不便な点もありますが、趣味の一つとして考えれば無視できるかなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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