フィルムはお金がかかる趣味と言われていますが、実際いくらぐらいかかっているのでしょうか。
フィルムの価格推移を見る
カラーネガフィルムの定番である「フジカラー SUPERIA PREMIUM 400」と「フジカラー SUPERIA X-TRA 400」で価格推移を調べてみました。*1
フジカラー SUPERIA PREMIUM 400
昨年12月、カメラのキタムラ(実店舗)で購入した時の価格は1,650円でした。富士フイルムが国内向けパッケージで販売しているISO400の135カラーネガフィルムとしては唯一の製品であり、かなり品薄状態です。
フジカラー SUPERIA X-TRA 400
昨年12月、カメラのキタムラ(〃)で購入した時の価格は1,650円、今年2月にビックカメラ(実店舗)で購入した時の価格は1,580円でした。2007年に販売が開始され、2018年に国内向けパッケージの販売は終了しました。その後は、海外向けパッケージに日本語のシールが貼られた形で販売されています。
↓の画像は終売済みの5本入りの価格推移です。※参考
最安は1,709円(Amazon販売以外も含めると1,369円)、1本あたりに換算すると約342円(約274円)でした。
これが今では1本1,650円。もし5本買うとしたら、8,250円もかかります。
SUPERIA PREMIUM 400と比べると、手に入りやすいフィルムです。
ちなみに2020年5月は3本入りの逆輸入品が2,180円だったとか。1本あたりに換算すると約727円。3年前*2はまだこんなに安かったのですね……。
お問い合わせありがとうございます。
— チャンプカメラ (@champcamera) 2020年5月30日
海外版 X-TRA 400 36exp × 3本
現在の価格は 2,180円税込です。
現像・データ化にかかる費用
フィルムは目に見える画像にするため「現像」が必要です。また、ネガフィルムの場合は「データ化」や「プリント」を必ずしなければなりません*3。
カメラのキタムラ
現像・データ化を依頼した場合の料金↓(2023年2月現在)
現像:945円
データ化(CD)200万画素※インデックス付:600円
データ化(スマホ)250万画素※インデックス無:880円
+1,100円で1300万画素に変更可能。
ビックカメラ
現像・データ化を依頼した場合の料金↓(2023年2月現在)
現像(富士フイルム):800円
データ化(CD)200万画素※インデックス付:600円
データ化(スマホ)330万画素※インデックス無:450円
+1,170円で1900万画素に変更可能。学割あり
カメラのみなみや(楽天市場)
現像・データ化を依頼した場合の料金↓(2023年2月現在)
現像・データ化(CD)150万画素※インデックス付:400円 or 450円
送料:返却時0円(送付時別途)
桜カメラ(楽天市場)
現像・データ化を依頼した場合の料金↓(2023年2月現在)
現像・データ化(CD)600万画素※インデックス付:460円
送料:返却時370円(送付時別途)
まとめ
SUPERIA X-TRA 400(36枚撮り)で撮影し、カメラのみなみやで現像・データ化を依頼した場合
SUPERIA X-TRA 400:1,580円(ビックカメラ価格)
現像・データ化:450円
送料(普通郵便):120円
合計:2,150円
1枚あたり……約60円
カメラのキタムラで現像・データ化(CD)を依頼した場合
SUPERIA X-TRA 400:1,580円(ビックカメラ価格)
現像・データ化:1,545円
合計:3,125円
1枚あたり……約87円
安いと思うか、高いと思うかは人それぞれ。
ちなみに、アイドルとの2ショットチェキ(インスタント写真)は1枚1,000円~3,000円が相場です。
※instax mini専用フィルム自体は1枚あたり約70円
※直接推しと話せることが主であり、チェキは副産物というのが一般的な考えのため、法外な料金設定ではなく、正当な費用と言える